学部・学科(専攻)

文理学部

史学専攻

Department of History

歴史的視点を身につけて,現代社会の構築に寄与します。

現代社会のさまざまな問題を解決するためには,過去の歴史を学び,その経緯を踏まえることが必要です。史学専攻では,入門科目・概説科目・特講科目・演習科目を基本に歴史とその研究法を習得します。

それによって,歴史的視点とより正確な歴史像把握の方法を身につけた,豊かな社会づくりに貢献できる人材を養成します。

学びのポイント

「日本史」「東洋史」
「西洋史」「考古学」の
4分野を学べる

史跡や古文書にふれて
学べるスクーリング

専攻で学んだ知識を生かして
学芸員の資格取得をめざせる

中学校教諭1・2種(社会),
高等学校教諭1種(地理歴史)免許を
取得できる

専任教員からのメッセージ

鍋本 由徳 教授

〈専門分野:日本史〉

過去を知ることは,今,そして未来を考えること

なぜ歴史を学ぶのか。その答えの一つが「今,そして未来を知るため」です。多くの人たちが歩んだ足跡が資料として残され,そこから私たちは歴史を物語ります。その物語は長い時間のなかで解釈を変え,後世へと受け継がれます。過去の人々の歩みを語り受け継ぐ者がいなくなれば,歴史も消えてなくなります。歴史は単なる過去の出来事だけではなく,「今,そして未来」へつなげるための大切なツールです。史学専攻では,日本・東洋・西洋・考古の4分野から歴史にアプローチしていきます。幅広い空間と長い時間のなかで学ぶ「歴史」の面白さを,味わってください。

ピックアップ授業

日本史入門

歴史の勉強は「イメージすること」から始まります。古代〜近代の日本史を学修する意図はどこにあるのか,史料の解釈はどのように行っていくのか,「日本史の通史」・「素材の利用」などを学びます。

東洋史概説

中国文明の成立から中国統一までを,政治史だけでなく社会経済史にも触れながら学びます。

西洋史概説

古代ギリシャから東西冷戦末期までを扱い,事件や歴史的出来事などを把握します。

考古学概説

旧石器時代と縄文・弥生・古墳時代の社会・経済・文化などといった特色を学びます。

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